梅雨の時期に注意!危険なカビとは?カビ対策も

5月のGWが終わると、間もなく梅雨が始まります。

梅雨はじめじめして気分も少し落ち込みやすい時期ですが、カビも気になる季節です。

今回は、カビについて学んだことを記していきます。

この記事を読んでわかること

  1. そもそもカビって何?
  2. 危険なカビってどんなカビ?
  3. 家の中のカビ対策

1.そもそもカビって何?

そもそもカビとは、何者なのでしょうか?

目に見えないほど小さな生物たちを総称して微生物と言いますが、この微生物は細菌、ウイルス、菌類に分けることができます。

カビは、このうち菌類の中に属します。菌類にはカビのほかに、キノコや酵母なども含まれます。

カビは至る所にいます。基本的に、空気中には常に浮遊しています。

水分と栄養があるところで増えていきますが、家の中にはほこりなどカビの栄養がたくさん。

そこに梅雨の時期、部屋の湿度が60%以上になると、カビにとって非常に住み心地の良い環境が出来上がるのです。

パンやお餅にカビが生えたりしますが、私たちが「カビだ💦」と気づいたときにはすでに相当カビが生長したあと(菌糸体)のことです。

2.危険なカビってどんなカビ?

さまざまな種類のカビがいますが、私たちの家の中で発生するカビは基本的にはどれもあまり身体によくありません。

特に赤色と黄色のカビは注意が必要です。口に入ると食中毒を引き起こしたり、肝臓がんのリスクもあるためです。

したがって、カビが生えた食品は基本的に食べない方が安全です。

また、部屋や浴室などに生えたカビを放置しておくと、呼吸器系の疾患を引き起こしたりカビ臭いにおいが生じたりするため、非常に危険です。

ちなみに口の中にもカビが生えることがあります(口腔カンジダ症)。

通常、健康な人には生えることはありませんが、ご高齢の方や免疫抑制剤服用中の方など、免疫力が著しく低下するとこの疾患を発症することがあります。

3.家の中のカビ対策

家の中で特にカビが生えやすいところと言えば、浴室や洗面所などの水回りではないでしょうか。

これらの場所のシリコンのつなぎ目などには黒カビが生えやすいですが、殺菌という観点からすると意外なことに熱めのお湯をかけるだけでOKだそうです。

しかし、気になるのはその黒い色なのですが、カビ自体は殺菌できてもカビが産生した黒い色素はそのまま残ってしまうため、黒い色を取ることはできません。

黒カビに限らず、カビが生える前に(目に見えるようになる前に)、あるいはカビが生えたらすぐに掃除をして、カビをこまめに除去することが重要です。

カビの発生源は、実は家の中の、特に床に集中しています。

部屋の2か所の窓を開けてよく換気をし、高性能の掃除機で床掃除をすることが最も重要です。

カビ対策として空気洗浄機や空間除菌装置などもありますが、これらは密閉空間を前提としているため、換気と床掃除の方が得策でしょう。

しかし、カビは常在菌です。どんなにこまめに掃除をしても、0にすることはできません。

健康に害を及ぼさない限りは、カビとはある程度お友達になるしかないようです。

まとめ お風呂の黒カビは生える前に撃退!

今回は家の中のカビについて学びました。

今までお餅やパンにカビが生えたら、その部分だけ捨ててあとは食べていました💦目には見えないカビがいたのかな…。

また、シリコンのつなぎ目の黒カビは厄介ですね。

床掃除が有効ということも意外でした。

これから梅雨に向けて、よりこまめなお掃除を心がけていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。何かのお役に立てればうれしいです。

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