これまでインターネットが無料の賃貸物件しか経験がなかったのですが、今度の引っ越し先はインターネットがついていないため、自分で契約する必要が出てきました。
しかし、あまりにも初心者で、インターネットの仕組みや言葉もよくわからず、どこからどうしていいものかちんぷんかんぷん。
そこで今回は、そんな初心者の理系主婦が賃貸物件でインターネットを契約するために学んだことを記していきます。
この記事を読んでわかること
- インターネット回線ってなに?
- プロバイダとは?
- ルーターってなに?
- 無料インターネットがついている賃貸物件の場合
- インターネットがついていない賃貸物件の場合
- 賃貸物件におすすめのプロバイダとインターネット回線
1.インターネット回線ってなに?
私たちはパソコンやスマホで何気なくインターネットを使っていますが、その情報は長い長い距離を旅して手元にやってきます。
今見ているこのページも例外ではありません。
たとえば、このページの情報は世界のどこかにある「サーバー」と呼ばれる大きなコンピューターの中に保存されています。
手元のパソコンやスマホで検索し開くと、このページはサーバーから呼び出され、「プロバイダ」を通り、「(インターネット)回線」を通り、自宅にある「宅内配線器具(ONU)」という機械まで届きます。
宅内配線器具に届いた後、「ルーター」を介してWi-fiとしてパソコンやスマホと通信を行っています(理系主婦調べ)。
インターネット回線とは、”プロバイダ”と”宅内配線器具”の間をつなぐ電話線のようなもので、以下のような会社が管轄しています(会社名、回線名の順)。
- 日本電信電話株式会社(NTT)の「フレッツ光」
- SONYの「NURO光」
- KDDIの「auひかり」
など。
上記は「光回線」と呼ばれる回線で、自宅内に光ファイバーケーブルをつなぐ固定回線です。
光回線の特徴
- 安定した通信
- 通信制限なし
光回線が向いている人
- 動画をたくさん見る人
- 仕事でたくさん使う人
- オンラインゲームをする人
回線は、他にケーブルTVやADSLというものがあるようですが、あまり使い勝手がよくないようです。
2.プロバイダとは?
プロバイダとは、回線をインターネットにつなげる接続事業者のことです。
回線だけではインターネットにつながることができないので、私たちが家でインターネットを使うには回線だけでなくこのプロバイダとも契約しなければいけません。
仲介業者が2つあるような感じでしょうか。
プロバイダも多数あり、以下のような会社・プロバイダ名があります。
- NTTドコモの「OCN」
- ニフティ株式会社の「@nifty」
- BIGLOBE株式会社の「BIGLOBE」
など。
3.ルーターってなに?
ルーターとは、部屋の片隅に置いてWi-fiを飛ばす黒い小さな箱のことです。
レンタルもあるようですが、月額料金を支払い続けることを考えると、購入してしまう方が経済的です。
バッファローやNECといったメーカーの、7,000円前後くらいのものを購入するのがよさそうです。
ちなみに我が家は、NECのAterm WG2600HP3を使用しています。
現在、Aterm WG2600HP4なら楽天市場で購入できるようです。
4.無料インターネットがついている賃貸物件の場合
賃貸物件によっては、無料インターネットがついている場合があります。
その場合は、ルーターさえ持っていれば、壁にあるコンセントに接続するだけですぐにインターネットを使うことができます。
これまでずっとこのタイプでした…。
5.インターネットがついていない賃貸物件の場合
最近では、多くの賃貸物件でインターネットが無料で利用できるようになっていると思いますが、小さなアパートなどではインターネットがついていない物件もあります。
その場合は、自分で「プロバイダ」と「(インターネット)回線」を契約しなければなりません。
それぞれ別々に申し込むことも可能ですが、プロバイダと回線をセットで申し込むこともできます。
また、物件によってはすでに回線自体は引かれており(フレッツ光など)、その回線を使った業者に申し込むことが推奨されている場合があるので、まずは管理会社にインターネットを個人で申し込んでもよいか問い合わせた方がよさそうです。
今回引っ越した物件は、問い合わせて聞いてみると「フレッツ光のマンションタイプ」がすでに引かれているとのこと。
他の回線を選ぶと工事が必要になることがあり、その場合はどのような工事になるか配線図を管理会社に提出し、工事の可否が判断されるとのことでした。
フレッツ光とは、NTTのインターネット回線の商品名のようです。フレッツ光には大きく3種類あり、
- フレッツ光ネクスト…どれだけ使っても定額制
- フレッツ光ライト…使用量によって料金が変わる2段階制
- フレッツ光クロス…一度に大人数でネットを利用する人向け
となっています。
6.賃貸物件におすすめのプロバイダとインターネット回線
インターネットがついていない賃貸物件に引っ越したら、プロバイダと回線をセットで簡単に申し込んでしまいましょう!
今回我が家は@スマート光さんを選びました。
理由は以下の通りです。
@スマート光を選んだ理由
- 光コラボである
- 3,630円/月 初期費用無料
- パソコンやスマホから簡単に申し込みが可能
- 最低利用期間なし 解約金なし
光コラボ(光コラボレーション)とは、プロバイダや携帯キャリアなどの別会社がNTT回線を借りてサービスを提供することで、そういった事業者を光コラボレーション事業者と呼ぶようです。
以前の楽天モバイルがdocomoなどの回線を借りて展開していたのと同じでしょうか…。
つまり、@スマート光であれば、すでに引かれているNTT回線を利用するので工事の必要がなく、管理会社に許可を得る必要がないということです。
また、今後も引っ越しをするかもしれないことを考えると、多くの賃貸物件ではNTT回線を利用している可能性が高く、@スマート光を継続して利用できるかもしれないので、いちいちインターネット会社を乗り換える必要がなくなるからです。
そして、パソコンやスマホから申し込みができ、月額3,630円(マンションタイプ)で使い放題というのも大きな理由です。
現在HPによると、手数料や工事費などの初期費用が無料なのは2024年6月30日までとのことですが、延長されたり、申込内容によっては別途工事費がかかったりする場合はあるようです。
@スマート光の申し込み方法は、以下のページから必要事項を入力していくだけでOKでした。引っ越しに伴う申し込みは「新規のお申し込み」から始めるようです!
v6プラスというオプションが無料で選べるようになっていて、使えるかどうかは持っているルーターの種類によって決まるようです。
フォーマットから申し込むと、インターネットのみ利用の場合は問題なければ1日程度でメールが届きます(電話なども一緒に申し込んだ場合は電話があるようです)。
その後いろいろな手配が終わると再びメールが届き、インターネット開通予定日などの内容を確認して返信すれば完了です。
わたしの場合は申し込みから開通まで2週間程度かかりました。
インターネット開通日に合わせて宅内配線器具(ONU)が届き(無料レンタルのようです)、壁にある光回線接続部位に宅内配線器具をつないで、これにWi-fiルーターをつなげばOK!無事にインターネットが利用できるようになりました。
ちなみに、マネーフォワードMEという家計簿アプリを使っている人は、マネーフォワード光を契約するのがおすすめのようです!
まとめ 初心者にはまず用語が難しい…けど、一度わかってしまえば意外と簡単
今回は、インターネット回線の契約方法について学んだことを記しました。
初心者には用語の意味がまず分からなくて大変でしたが、一度ある程度理解できたら無事に申し込むことができました。
今後引っ越しなどでまたインターネットの契約の必要が出てきても、大丈夫そうです。
同じようにインターネットの仕組みや申し込み方法などがわからなくて困っている方の参考になったらうれしいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。