妊娠中は食べるものにも注意が必要ですが、実は飲み物にも避けなければいけないものがあります。
今回は妊娠中にはNGな飲み物についてまとめました。
この記事を読んでわかること
- 妊娠中に飲んではいけないもの
- 妊娠中になるべく控えるべき飲み物
1.妊娠中に飲んではいけないもの
お酒、アルコール飲料
妊娠中にお酒などのアルコール飲料を摂取すると、胎児・乳児の低体重や小さい目・薄い唇などの特徴的な顔貌、学習・記憶・コミュニケーション障害といった中枢神経障害を伴う先天異常(胎児性アルコール症候群)を引き起こす可能性があり、非常に危険です。
妊娠中のどの時期においても、飲酒はリスクを伴います。
妊娠がわかったら授乳が終わるまでは、飲酒はしてはいけません。
2.妊娠中になるべく控えるべき飲み物
カフェイン
カフェインを含む飲み物としてはコーヒーが有名ですが、エナジードリンクなどにも含まれているので注意が必要です。
適量のカフェインは眠気を覚ましてくれたりと有用ですが、多すぎるカフェインは有害です。
カフェイン摂りすぎの短期的な作用としては、めまいや心拍数の増加、消化器系の不調などがあります。
また、長期的な作用としては高血圧のリスクがあり、特に妊娠中は胎児の発育に悪影響を及ぼすリスクがあるので注意が必要です。
1日の目安摂取上限量は、妊婦さんはそうでない健康な人の半分、200mg/日だそうです。
具体的なカフェイン含有飲料と1杯分(200ml)のカフェイン量は以下の通りです。
カフェイン含有飲料と1杯分のカフェイン量【例】
- コーヒー 120mg
- デカフェコーヒー 12mg
- 紅茶 60mg
- ウーロン茶、煎茶、ほうじ茶 40mg
- 麦茶、そば茶、ルイボスティー 0mg
- エナジードリンク 142mg
- 眠気防止ドリンク 150mg
- 栄養ドリンク 50mg
カフェイン量が高いものでも、1日1杯くらいなら大丈夫ということですね。
でも、意識としてはなるべく控えた方がよさそうです。
まとめ お酒はNG、カフェインはなるべく控えて
今回は妊婦さんの注意すべき飲み物についてまとめました。
食べ物同様、あれもこれも飲んではいけないのかと思っていましたが、コーヒーも1日1杯ならOKと、そこまで神経質にならなくてもいいことがわかりました。
最後までお読みいただきありがとうございました。お役に立てればうれしいです!