美しい髪は気分が上がり、若々しさもアップしますよね。
ですが、髪はいわば”死滅細胞”。
きれいに維持するのは難しいものです。
では、美しい髪が仕事道具であるヘアパーツモデルの方々は、どのようなケアをしてその美しさを維持しているのでしょうか?
今回はプロが美しい髪を維持するためにしていることを調べてみました。
この記事を読んでわかること
- ヘアパーツモデルとは?
- ブラッシングと頭皮マッサージ
- 髪にいい食事を1日3食
- 背もたれを使わない
- 紫外線にあたりすぎない
- 外出先でもオイルミストでヘアケア
- 筋トレをする
- 髪にいいお風呂の入り方
- 美容院で定期的にメンテナンス
- 質の良い睡眠
1.ヘアパーツモデルとは?
ヘアパーツモデルさんは、髪の毛に特化したモデルさんのことです。
一般的なモデルさんは洋服やアクセサリーをすてきに見せるのがお仕事ですが、パーツモデルさんは、たとえば手や足、唇などのパーツに特化してCM出演や商品紹介などのお仕事をするモデルさんです。
つまり、ヘアパーツモデルさんは美しい髪の毛のプロというわけです。
2.ブラッシングと頭皮マッサージ
髪のプロは、朝起きたら、髪の毛のブラッシングと頭皮のマッサージをしているようです。
髪の大敵である静電気の防止には、つげの櫛が有用だそう。
ある方はかづら清老舗のつげ櫛(6,600円~)を使われていました。
他にも、ブタやイノシシなどの動物の毛のブラシも髪にいいそうです。
プロが使っていたのはメイソンピアソンのヘアブラシ。公式HPを見ると、髪質や毛量別にいろいろな種類のブラシが販売されているようです。
髪のブラッシングでは、まずは毛先から髪をとき、次は髪の真ん中から、最後に根元から徐々に髪をといていきます。
このとき、髪を引っ張って頭皮に負担をかけないよう、櫛を持つ手とは反対の手で髪の根元を抑えます。
次に、育毛効果のあるローションを頭皮につけ、マッサージを行ったりしているようです。
マッサージの仕方はこぶしや手のひらの根元のあたり、あるいは指の腹を使って、頭皮を頭蓋骨からはがすような感じで揺らしてマッサージします。
あるいは、パドルブラシと呼ばれるブラシの根元にクッション性があるブラシで、前から後ろ、後ろから前にブラッシングして頭皮に刺激を与えます。
パドルブラシでポンポンと頭皮を刺激するのもよいそうです。
他には、ukaのケンザンもよいようで、似たようなものが100均にもあるそうです。
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頭皮マッサージの時間はおよそ2~3分。
美しい髪には頭皮ケアが非常に重要なため、頭皮マッサージは起床時だけでなくシャンプーのときや時間があるときにも行います。
私は以前、美容師さんを指導するようなベテラン美容師さんの患者さんにこちらのブラシをいただいて使用しています。
3.髪にいい食事を1日3食
髪のプロは毎日の食事にも気を遣っているようです。
まず、主食は酵素玄米。
これは、玄米と小豆と少しのお塩を一緒に炊いて、数日保温状態で寝かせたもので、通常の玄米よりも栄養素がアップしています。
そして、髪の材料となるたんぱく質は3食すべてに取り入れることが大切なんだそう。たんぱく質でおすすめは鮭とのことです。
他にも海藻やきのこがたっぷり入ったお味噌汁や、育毛・養毛効果のある黒豆もよく食べるのだとか。
髪にいい食事をするのも大切ですが、よくない食べ物を口にしないことも重要です。
特に、生クリーム系のスイーツはよくないそうで、なるべく食べない方が髪にはいいとのこと。
糖質や脂質の摂りすぎはNGですが、脂質を摂るなら亜麻仁油やえごま油、魚やくるみに含まれるオメガ3の油を選びましょう。
満腹になるまで食べることも髪にはあまりよくありません。
夕食の量を控えたり、空腹の時間を確保することが大切です。
このことはあるサルでの実験でも証明されており、満腹になるまでエサを与えられたサルよりも腹7~8分程度のサルの方が、毛並みがつややかで若々しかったことが報告されています。
4.背もたれを使わない
日中に注意が必要なこととして、背もたれによりかかることがあげられます。
髪の長い人は背もたれによりかかると背中と背もたれの間に髪がはさまれ、摩擦が生じます。
美しい髪を維持するには摩擦は大敵です。なるべく背もたれを使わない方がよいそうです。
5.紫外線にあたりすぎない
摩擦に加えて紫外線も髪にダメージを与えます。
日中に外出する際は、なるべく日傘を使用することがおすすめです。
また、ヘア用日焼け止めも有用です。
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6.外出先でもオイルミストでヘアケア
紫外線や空調などにより、乾燥で髪のパサつきが気になる場合は、オイルミストが効果的です。
コンパクトなサイズのものだと持ち歩きにも便利で、気になったときに気軽にヘアケアできます。
7.筋トレをする
一見髪には関係がなさそうですが、プロによると筋トレすると血流がよくなり髪にもよいのだとか。
美しい髪を維持するには健康で清潔な頭皮が不可欠ですが、その頭皮までしっかり血流を行き渡らせ、髪に必要な栄養を運んでもらうためにも、筋トレは重要なようです。
8.髪にいいお風呂の入り方
美しい髪に大切なのは、やはりお風呂の入り方に気をつけることです。
まず、お風呂は夜に入ることがおすすめです。
朝シャワーは、寝ている間に頭皮から分泌した脂を洗い流してしまうので、髪は日中のさまざまな刺激にさらされ放題になってしまいます。
髪にとっては、朝ではなく夜にお風呂に入り、1日の汚れをしっかり洗い流すことが大切です。
さて、お風呂でシャンプーをする際ですが、まず髪を濡らす前にブラッシングして汚れを浮かせ、髪の絡まりをといておきましょう。
その後38℃のお湯で3分ほど、しっかり髪や頭皮を洗い流します。
お湯は熱すぎると頭皮の乾燥やフケの原因になりますし、冷たすぎると汚れが落ちにくくなってしまいます。
シャンプーは泡立てネットでしっかりと泡立て、頭皮の汚れをもみだすように洗います。
長時間シャンプーを頭皮につけると、これもまた乾燥やフケの原因になるので注意してください。
洗い終わったらしっかりと洗い流し、頭皮や髪に洗い残しがないようにします。
トリートメントは頭皮につかないように気をつけ、髪の中間から毛先にかけてつけて2分置きます。
2分経ったらお湯でよく洗い流し、最後は水で毛穴を引き締めます。
プロのヘアパーツモデルさんはこれに加えて週2回ほど、シャンプー前に頭皮ケア用のオイルを使って頭皮マッサージをしているそうです。
お風呂から上がったらぬれた髪は放置せず、すぐに髪を乾かします。
ドライヤーの風を上から下に向けて、髪の流れに沿ってあて、髪の根元から毛先まで完全に乾かすことが重要です。
乾ききったら最後に冷風を上からあてて終了です。
9.美容院で定期的にメンテナンス
プロはご自身でもこれらのヘアケアをしっかりされているようですが、それでも美容院でのメンテナンスは欠かせないそうです。
傷みやすい毛先を切ってそろえたり、美容院でのトリートメントを受けたりすることで、美しい髪は維持されるとのこと。
歯医者と一緒で、セルフケアだけでは限界があるということなのですね…!
10.質の良い睡眠
最後に、美しい髪を育てるためには質の良い睡眠も非常に重要だそうです。
疲れているときはよく休み、ストレスは溜めない。
これが、頭皮を健康に保ち、ひいては美しい髪を維持することにつながっていくようです。
まとめ 美しい髪のプロは日々努力されている
今回は、美しい髪のプロであるヘアパーツモデルさんのヘアケア方法を調べました。
日々の小さな努力の積み重ねがあの美しい髪につながっており、なによりも頭皮の健康が大切なのですね。
できるところから見習って、自分に与えられた身体(髪)を大事にしていきたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。お役に立てればうれしいです!