ごみ箱のにおい対策は?生ごみのにおい抑制方法

毎日出るごみの処理、どうしていますか?

我が家は1日分を袋に入れて固結びをし、大きなごみ袋をセットしたごみ箱に入れ、たまったら大きなごみ袋を固結びしてごみ出ししています。

しかし、暑い夏はこのごみ箱を開けるとにおいがするので、1日のごみを捨てる一瞬だけですが開けたくなくなってしまいます。

そこで、ごみ箱を清潔に保ち、においを抑制する方法について調べてみました。

この記事を読んでわかること

  1. 生ごみのにおいの原因は?
  2. ごみのにおいを抑制する方法9選
  3. ごみ箱を清潔に保つ方法

1.生ごみのにおいの原因は?

数日たった生ごみから放たれるあのにおい…。

においの成分としては、主に以下のようなものがあげられます。

  • アンモニア(刺激臭)
  • トリメチルアミン(魚の腐敗臭)
  • 硫化水素(腐卵臭)
  • メチルメルカプタン(玉ねぎの腐敗臭)
  • アルコール(主に溶剤臭)
  • 有機酸(主に発酵臭)

硫化物である硫化水素やメチルメルカプタンは、口臭の原因となる成分でもあります。

これらが発生する原因は、

  • 温度
  • 水分

が深く関係しています。

つまり、生ごみを置いておく室内の温度が高いほど、また生ごみが水分を含むほど、においはきつくなるということです。

2.ごみのにおいを抑制する方法9選

①涼しいところで保管する

生ごみのにおい発生原因である温度をコントロールする方法です。

つまり、生ごみが出たら袋などに入れ、冷蔵庫や冷凍庫でごみ出しする日まで保管しておきます。

そうするとにおいの発生を最小限に抑えることができます。

冷蔵庫や冷凍庫のスペースに余裕がある人には良い方法かもしれません。

②水分をよく切り、乾燥させる

生ごみを冷蔵庫に入れておくことに抵抗がある人は、におい発生原因のもうひとつである水分をコントロールする方法はいかがでしょうか。

生ごみの水分をよく切って、乾燥させてからごみ袋に入れる方法です。

そうすると、においの発生を最小限に抑えることができるでしょう。

③生ごみを新聞紙で包む

生ごみを乾燥させるといった手間をかけずに済む方法として、新聞紙で包んでからごみ袋に入れるという方法があります。

新聞紙のインクによる消臭効果と、水分を吸収してくれる効果が期待できます。

新聞紙で折り紙のようにごみ箱を作ってキッチンにおいておけば、生ごみが出たらその都度その中に入れることができ、1日の終わりにそのままくるっと包んでごみ袋に入れれば簡単です。

新聞紙以外にも、牛乳パックに入れて口を閉じて捨てるのも、においや水分が漏れ出るのを抑制できてよいそうです。

新聞を定期購入している人や牛乳の空きパックが頻繁に出る人には良い方法かもしれません。

④重曹やお酢(クエン酸)をかける

新聞や牛乳のパックが家にない人は、生ごみに重曹やお酢をかけてから捨てる方法が手軽にできるかもしれません。

アルカリ性の重曹を振りかけることで生ごみの酸性成分が中和でき、また水分を吸収してくれる効果も期待できます。

一方、お酢は魚の生臭いにおいなどに有効だそうで、水と1:1で薄めて霧吹きで使うのがよいそうです。

お酢自体もにおいがあって気になる人は、市販のお掃除用クエン酸などを使用してみてもよいかもしれません。

ただし、重曹とお酢を両方振りかけると、お互いが打ち消しあってしまうので、一緒に使うのは控えた方がよさそうです。

⑤アルコールをふりかける

重曹やクエン酸が家にない人は、キッチンアルコールなどを生ごみに振りかけてから捨てるのもひとつです。

アルコールで生ごみの雑菌増殖を抑制し、におい成分の発生を制御します。

⑥コーヒーやお茶の出がらしをふりかける

コーヒーやお茶の出がらしには、消臭効果があるため、これらを頻繁に飲む人にはとてもいい方法です。

ただし、水分を含んだ状態ではあまりよくないので、出がらしはしっかり乾燥させてから生ごみに振りかけます。

⑦ごみ箱の底に新聞紙を敷く

ごみ箱にはごみ袋を設置しますが、万が一ごみ袋から生ごみの水分が漏れ出てもにおいを抑制できるように、ごみ箱の底に新聞紙を敷いておくといいようです。

新聞紙のインクによる消臭効果、新聞紙の吸水・吸湿機能を利用します。

敷いた新聞紙の上に重曹を振りかけておくのもよいそうです。

⑧においが漏れにくい袋を使う

市販のにおいが漏れにくい袋をごみ袋として使う方法です。

多くの場合おむつの処理袋として使われますが、生ごみにも使うことができます。

ダイソーなどの100均やカインズなどのホームセンターなど、いろいろなところで購入できますが、100均のものは多少においが漏れてくるという話もあるので注意が必要です。

また、パンをよく食べる人は、パンの袋も中身のにおいが漏れにくいので、取っておいてごみ袋に使うのもよさそうです。

⑨活性炭をごみ箱内に入れておく

活性炭とは、炭素質原料の微細孔構造を化学的に多孔質に変化させ、表面積を増加させることによって、臭気成分を吸着させて脱臭効果を示すものです。

活性炭の原料は主に木炭、やしがら、石炭、石油製品などがあります。

この活性炭をごみ箱内に設置しておくことにより、においの抑制を図る方法です。

3.ごみ箱を清潔に保つ方法

ごみ箱から発せられるにおいを軽減するには、生ごみの処理を工夫するだけでなく、ごみ箱自体を清潔に保つことが大切です。

ごみ箱の洗い方は、以下の通りです。

ごみ箱の洗い方

①ごみ箱を空にして、40℃のお湯で洗う

②スポンジに食器洗い用洗剤などの中性洗剤をつけて洗い、お湯で流す

③台所漂白剤、重曹、クエン酸のいずれかと、お湯を入れて30分ほど浸け置きする(お湯との量は10:1)

④お湯でよく洗い流し、よく乾燥させる(天日干し)

洗う頻度の目安は、夏場は1か月に1回、冬場は2~3か月に1回がよいようです。

まとめ 生ごみのにおい抑制方法は自分に合った方法で

今回は、ごみ箱のにおい抑制方法について調べました。

いろいろな方法がありましたが、我が家にとっては

①1日分のごみを袋に入れてしっかり固結びして、大きなごみ袋にいれる

②ごみ箱の底に新聞紙を敷く

③活性炭をごみ箱内に設置する

④こまめにごみ箱内をアルコールで拭く

⑤定期的にごみ箱を丸洗い、浸け置きする

というのが、今のところのできることかなぁと感じました。

最後までお読みいただきありがとうございました。お役に立てればうれしいです!

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