高速道路をスムーズに通るために便利なETCカード。
このETCカードにもたくさんの種類があり、何を選んだらいいのかわかりません。
我が家の場合は車購入時にディーラーさんから勧められたETCカードを、クレジットカード(年会費あり)とセットで入会していました。
今回、不要なクレジットカードを解約したいと思い、その関係でETCカードの見直しもすることになりました。
現在我が家が主に使っているのは楽天カードなので、調べてみると楽天カードにもETCカードがあるとのこと。
ETCカードについての基礎知識と、楽天ETCカードについて調べました。
この記事を読んでわかること
- ETCカードってなに?
- ETCカードを選ぶときに見るべきポイント
- 楽天ETCカードはいいの?作り方は?
1.ETCカードってなに?
ETCカードとは、有料道路を通る際の支払いを、現金を使わずに行うためのカードです。
これがなければ、例えば高速道路を通る際に料金所でいちいち停車し、お財布を出して現金で支払わなければなりません。
しかし、ETCカードを持っていれば車に挿入することによって、料金所で停車することなく徐行するだけで自動で精算が可能です。
ETCカードには以下の4種類があります。
- クレジットカード決済型ETCカード
- クレジットカード一体型ETCカード
- ETCパーソナルカード
- ETCコーポレートカード
クレジットカード決済型ETCカードは、クレジットカードに紐づけられたETCカードです。クレジットカードとは別に、ETC専用カードを発行してもらいます。
クレジットカード一体型ETCカードは、クレジットカードとETCカードが一体となったものです。カード1枚で持ち物が少なく済ませられます。
ETCパーソナルカードは、前払い式のカードで事前にチャージしておく必要があります。クレジットカードを持っていない人や使いたくない人向けのカードと言えるでしょう。しかし、作成時に高額なデポジット(保証金)がかかり、基本的には平均利用月額4か月分程度です。
ETCコーポレートカードは、基本的に法人向けのETCカードです。
今回は個人のECTカードなので上3つのうちどれにするかということなのですが、ETCパーソナルカードは保証金がかかるようなので必要なしと判断しました。
また、クレジットカード一体型ETCカードだと、うっかり落としてしまったときに各方面で困ったことになりそうなので、クレジットカード決済型が我が家には合っていると感じました。
2.ETCカードを選ぶときに見るべきポイント
では、クレジットカード決済型ETCカードの中からどれを選んだらよいのでしょうか。
ETCカードを選ぶときに見るべきポイントは以下の3つです。
ETCを選ぶときに見るべきポイント
- 年会費
- 発行手数料、更新費用、解約手数料
- ポイント
これらはすべて発行会社によって変わってきます。
年会費や発行手数料、更新費用や解約手数料はかからない方がいいし、ポイント還元率もできれば多い方がいいですよね。
3.楽天ETCカードはいいの?作り方は?
我が家が主に使っているクレジットカードは楽天カードです。
最近では楽天カードを持っている人も多いのではないでしょうか?
では、上記の点において楽天ETCカードはどうでしょうか。
楽天ETCカード
- 年会費…無料(条件あり)、その他550円(税込み)/年。
- 発行手数料、更新費用、解約手数料:無料
- ポイント:楽天ポイント還元率1%
年会費は、以下に当てはまる人は無料です。
- 楽天ゴールドカードまたは楽天プレミアムカードの人
- 普通の楽天カードでも、ダイヤモンド会員またはプラチナ会員の人
クレジットカード自体に年会費のかかる楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードを持っている人は、楽天ETCカードの年会費は無料になります。
また、年会費無料の普通の楽天カードを使っている人でも、ダイヤモンド会員またはプラチナ会員の人は、楽天ETCカードの年会費は無料になるようです。
これら条件にあてはまらない場合は、年間550円の年会費がかかります。
また、更新は自動で行われますが、更新時点での会員ランクによって翌年の年会費が決定されます。
一方、発行手数料、更新費用、解約手数料については、無料となっています。
この点はとても良心的ですね。
ただ、解約時は電話のみの対応となっているようで、フリーダイヤルの自動音声専用ダイヤルにて解約するようになっています。
ポイントはおまけのようなものですが、他のクレジットカードと比べても還元率1%は悪くないようです。
また、どのETCカードでもETCマイレージサービスに登録することで、クレジットカードのポイントとは別にマイレージ(ポイント)を獲得することができます(年会費、登録無料)。
楽天ETCカードの作り方は、楽天カードをすでに持っている人は楽天e-Naviから簡単に申し込みができるようです。
楽天カードを2枚持っている人は、楽天ETCカードも2枚作成可能だそうです。
また、楽天カードをまだ持っていない人で楽天ETCカードを使用したい場合は、ETCカードを紐づけするためにクレジットカードも一緒に作成する必要があります。
まとめ 楽天ETCカードは、年会費無料の条件に合うならよさそう
今回はETCカードの基礎知識に加え、楽天ETCカードについてまとめました。
普通の楽天カードの場合、プラチナ会員以上のランクになるには厳しい条件をクリアしなければいけません。
しかし、楽天市場でのお買い物がそこまで多くない人でも、街のお店でのお買い物で楽天ポイントカードを使ったり、楽天Edyや楽天Payを利用することによってランクアップの条件をクリアしやすいのではないでしょうか。
我が家の場合はクレジットカードを増やしたくないこともあり、楽天ETCカードは悪くなさそうだな、と感じました。
最後までお読みいただきありがとうございました。何かのお役に立てればうれしいです!