日本は超高齢化社会となって久しいですが、年齢を重ねると増えてくるのが認知症です。
また、認知症までいかなくても判断力が低下し、高齢者の運転する車が道を逆走してしまうなどの危険な事例を耳にすることも多くなりました。
認知症を遠ざけるには、以下の5つが重要だそうです。
- 脳を使う習慣
- 体を動かす習慣
- バランスの取れた栄養
- 質の良い睡眠
- 人とかかわりあう習慣
このうち、脳を使う習慣のヒントとして、今回学んだことをまとめてみました。
- まずは自分の脳機能を簡単チェック!
- やってみよう!脳トレ
- 脳トレを若いうちに始める重要性
1.まずは自分の脳機能を簡単チェック!
今の自分の基本的な脳機能がどのくらいか、気になりませんか?
まずは現状をチェックしてみましょう!
方法はいたって簡単で、「1から120まで声に出してできるだけ早く数える」。これだけです。
時計やストップウォッチで何秒かかるか、時間を測ってください。
結果は以下の通りだそうです。
- 30秒以内 20代の脳
- 35秒以内 30代の脳
- 40秒以内 40代の脳
- 45秒以内 50代の脳
- 50秒以内 60代の脳
いかがでしたか?
わたしは45秒でした…50代の脳…。これ、30秒台でできる人いるのでしょうか…?
もし脳年齢が自身の年齢より高かったり、50代、60代という結果が出たりした人は、一緒に次の脳トレを始めましょう。
2.やってみよう!脳トレ
おすすめの脳トレのひとつに、「利き手でグー・パー・チョキを繰り返しながら、簡単な足し算の計算問題を声に出しながら解く」というものがあるそうです。
それでは、やってみましょう。利き手でグー・パー・チョキをしながら、以下の問題を声に出して解いてください。
5+2=
8+6=
2+7=
6+9=
3+1=
7+8=
4+8=
いかがでしたか。案外難しいのではないでしょうか。
3.脳トレを若いうちに始める重要性
認知症を遠ざけるための脳トレのポイントは、ただぼんやりとやるのではなく、速く読む、速く解く努力だそうです。
それを心がけることで、認知速度、つまり情報処理速度を上げることができるのです。
判断力が落ちて安全な運転などができなくなるのは、この能力が低下してくるためです。
「簡単な脳トレで脳機能をアップできるなんて信じられないよ!」と思う人もいるかもしれません。
しかし信じがたいですが、3年間寝たきりの認知症の人でも、たった3か月でいすに座り学習療法を行うまでに回復した例が報告されています。
脳機能は、トレーニングすれば何歳からでも、どんな状態からでも、改善できる可能性が十分にあると言えるでしょう。
健康な人と認知症の人の中間である軽度認知障害(MCI)の人の約2割が、毎年認知症になっていくと言われています。
この人たちを早期発見し、認知症予防のトレーニングが必要であり、重要です。
認知症のもととなる脳内のごみは40代から溜まり始めるそう。
したがって、40代からの脳トレが非常に大切なのです。
まとめ 脳トレは裏切らない!
今回は脳の認知機能を高める方法とその重要性を学びました。
40代から、とのことでしたが、40代と言わず30代でも20代でも、脳を鍛えておくことは日々のパフォーマンスアップにつながり、将来的な予防にもつながって、非常に有用なのではないでしょうか。
また、脳はいつからだって鍛えられるということを知っていることが、とても重要だと感じました。
速く読む、速く問題を解決する努力をする、というのは生活に取り入れやすいと思うので、ぜひ心がけてみたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。何か参考になりましたら幸いです!