【歯科用語】グルコン酸クロルヘキシジン(CHG)

グルコン酸クロルヘキシジン(CHG)

CHG:Chlorhexidine Gluconate

細菌の細胞壁に結合し、細胞膜を傷害することで抗菌作用を発揮する。

グラム陽性菌、陰性菌含め、幅広く抗菌作用を示す。

また、歯面に吸着し、プラークの再付着を抑制する。

歯周治療におけるCHGの研究の多くは濃度0.12~0.2%であり、海外では実際に0.12%の濃度で洗口剤として広く使用されている。

一方日本では、CHGのアナフィラキシーショックが報告されたことから、原液濃度で0.05%までに規制されており、実際にはさらに希釈して使用するため0.01%程度で応用されることが多い。

これを薬効成分とする洗口液に、コンクールFがある。

【副作用】アナフィラキシーショック、歯の着色、味覚異常、歯石の沈着

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA



reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。