塩化セチルピリジニウム(CPC)
CPC:Cetylpyridinium Chloride
溶液中で陽イオンとなる界面活性作用によって洗浄効果を示し、細菌の細胞膜を変性させることで殺菌作用を発揮する。
低濃度でも静電気的に菌体に結合するため効果がある。
毒性や刺激性は少ない。
また、グルコン酸クロルヘキシジンと同様に歯面に吸着し、プラークの再付着を抑制する。
これを薬用成分として含有する洗口液に、モンダミンがある。
まれに、論文によっては「塩化セチルピリジウム」と表記されている場合があるが、塩化セチルピリジニウムのことであると考えられる。
【副作用】過敏症、刺激感