先日ほぼ初めての引っ越しを経験しました。
そこで感じたのは、引っ越しの荷造りは最初は時間や段ボールがたくさんあって気持ちに余裕がありますが、引っ越し前日~当日にかけて急に大変になるということです。
引っ越し前後の体験談はこちら。
「つい昨日までのんびりした気分だったのに、なぜこんなにピンチなの?!」という感じになり、部屋中にぴりっとした空気が流れます(笑)
また、キッチン用品はキッチン用品、お風呂用具はお風呂用具というように、使う場所別にわかりやすく荷造りしたはずなのに、荷ほどきの際にすぐに必要なものが見つからないという不思議な現象が起こります。
そんな困ったことにならないために、引っ越しの荷造りのコツを考えてみました。
この記事を読んでわかること
- 引っ越しの荷造りの方法3選
- おすすめの荷造りの方法
- 「すぐに必要な物」チェックシート
1.引っ越しの荷造りの方法3選
引っ越しの荷造りの方法として考えられるものは以下の通りです。
①あまり使わないものから荷造りする方法
段ボールを用意してから引っ越し当日までは、多くの場合数週間の猶予があります。
そこで、引っ越しぎりぎりまで使用するものは日常的に使う頻度が高いもの、すなわち引っ越し後もすぐに使うものと考え、反対にストック品や季節外のものなどは早めに箱詰めしてしまっても生活に支障はないので、そういった普段使わないものから荷造りしていく方法です。
メリット
- 引っ越しまでもう使わないかの判断は比較的簡単なので、あまり頭を使わずに荷造りできる
デメリット
- あまり使わないものから詰めていくと、箱の中に無駄なスペースができやすい
この方法はそこまで考えずに荷造りできる一方で、あまり使わないものだけで段ボールに隙間ができないように詰めるのが難しい時があります。
そうすると、緩衝材を多く消費することになったり、段ボールが余計に必要になったりします。
また、その隙間を引っ越し直前に埋めようとすると、緩衝材や段ボールは少なく済みますがぎりぎりまで箱を閉めることができず、気持ちが落ち着かなかったり、いわゆる生活必需品がさまざまな箱に少しずつ詰められることになるので、引っ越し直後に多くの箱を開けて探さなければいけなくなってしまうのがデメリットと言えるでしょう。
②家の中の場所別に荷造りする方法
この方法は、キッチンにあるもの、クローゼットの中のもの、テレビ台の中身、といったように、家の中の場所別に段ボールを分けて荷造りする方法です。
メリット
- 新居で荷ほどきして片づける際に簡単
デメリット
- 引っ越し直前まで箱を閉められない
引っ越し後、たとえばキッチン用品を詰めた箱をそのままキッチンに持って行って荷ほどきをすれば、とてもスムーズに片づけることができます。
一方で、引っ越し直前まで使うものたちは家のあちこちに散らばっているため、どの箱もなかなか閉められずすっきりしない、ということがあります。
③①と②を合わせて荷造りする方法
この方法は、①と②の方法の両メリットを享受できる方法です。
つまり、家の中の場所別に、もう使わないものから荷造りしていく方法です。
今回わたしはこの方法を試しました。
確かに早い段階から荷造りしていくことができ、同じ場所に片づける予定のものが同じ箱にまとまっているので荷ほどきもしやすかったのですが、デメリットも両方を享受することになりました。
引っ越し直前まで、いくつかの箱は小さな隙間が空いて閉じることができず、直前まで必要なお皿やコップやスキンケア用品などを最後ぎりぎりに慌てて隙間に詰めて閉じることになり、結果として引っ越し後もすぐに必要なものがどの箱に慌ててしまったのかわからなくなって大変でした。
数時間前に箱詰めしたので覚えていられると思ったのですが、慌てていたのですっかりわからなくなってしまい、引っ越し後は宝探し状態。
結局、引っ越し当日はその日必要なものを探し当てるのに時間を費やし、片づけはまったく進みませんでした。
2.おすすめの荷造りの方法
今回の失敗を通じて思ったのは、上記③の方法に加えて、「3泊4日分の旅行で必要な物の箱を作ること」が必要だということです。
どういうことかというと、着替えやバス用品、化粧品や歯ブラシなど、旅行の際に持っていくようなものを3泊4日分を先に用意して一つの箱にまとめておくということです。
引っ越し後のすべての荷ほどきは結局3~4日かかり、その間も仕事に行くなどの日々の生活が続いています。
最低限必要なものをあらかじめ先に分けて箱詰めしておくことで、生活の心配をせずにその他の荷ほどきをして、新居を整えることに集中することができるでしょう。
3.「すぐに必要な物」チェックシート
引っ越し後に生活に困ることなく荷ほどきに集中できるように、「すぐに必要な物の箱」に入れるものチェックシートを、3泊4日の旅行に行くような気持ちでリストにしました。
自身の引っ越し日と荷物の超着日が同じ場合、以下のものを
すぐに必要な物チェックリスト
汚れてもよいスリッパ(引っ越し直後は床が汚れているため)
下着3枚(家族分)
靴下3枚(家族分)
着替え3日分(家族分)
ハンカチ3日分(家族分)
タオル3日分(家族分)
バスタオル3日分(家族分)
歯ブラシ(家族分)
歯磨き粉
フロス
ヘアブラシ
ドライヤー、ヘアアイロン
スキンケア用品
メイク道具
シャンプー、コンディショナー
ヘアケア用品
ボディソープ
洗顔ソープ
メイク落とし
コンタクト、眼鏡
髭剃り
シェーバー
ボディクリーム、ハンドクリーム
トイレットペーパー
生理用品3日分
ティッシュ
サプリメント3日分
仕事や学校で必要なもの
引っ越し後すぐに自炊する予定なら、以下の物も「すぐ必要」段ボールに入れておかなければいけません。
すぐに必要な物チェックリスト(自炊編)
お皿、プレート(家族分)
お椀(家族分)
お箸(家族分)
スプーン(家族分)
フォーク(家族分)
コップ、マグカップ(家族分)
まな板
包丁
ボウル
ざる
フライパン
鍋
お玉
木べら、フライ返し
炊飯器としゃもじ、パックごはん
食材
調味料
飲料水
調理をするとなると、「すぐ必要」と書かれた箱がたくさんになりそうですね。
まとめ 上手な荷造りでスムーズに引っ越しをしよう
今回の引っ越しでの体験をもとに、上手に荷造りするためのコツを考えてみました。
次の引っ越しではこれを元にスムーズな荷造りと荷ほどきをしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。何かの参考になりましたらうれしいです!