【布団の部屋干し】室内物干しはどれがいい?

以前、布団を外干しできない時の解決策のひとつとして「室内干し」をご紹介しました。

ふとんを外干しできないときの解決策

今回は布団の室内干しをするために必要な道具「室内物干し」について、どのようなものがあるか調べてみました。

  1. 外干しではなく、室内干しでも効果はある?
  2. 室内物干しを使用するメリット
  3. 【求める条件別】室内物干し6選

まとめ 室内物干しを買うときに注意すべきポイント

1.外干しではなく、室内干しでも効果はある?

外でカラッと天日干しした布団って、とっても気持ちいいですよね。

しかし、季節によっては花粉やPM2.5、黄砂などで外干しできなかったり、ベランダの汚れや排気ガスが気になったり、あるいはマンションの規定で外干しができないという場合もあるのではないでしょうか?

室内干しはそういったことを気にせずに、布団のメンテナンスをすることができるのがメリットであると言えるでしょう。

ただ、室内干しでもちゃんと効果はあるのかが気になるところです。

  • 天日干しなら1~2時間だが、部屋干しなら3~6時間
  • 週1回
  • 梅雨と季節の変わり目はできるだけ毎日干す

外干しよりも時間はかかりますが、3~6時間干すことができれば、部屋干しでも布団は乾燥できるようです。

目安は週に1回。部屋干しの場合は一気に干すと場所を取るので、1~数枚ずつ順繰りに干して週1回となるようにするとよいでしょう。

しかし、湿気が多い梅雨や、ダニの繁殖時期である季節の変わり目には、布団を干す頻度はできるだけ多くした方がよいそうです。

ちなみにこれは天日干しの場合ですが、冬は+1時間長く外干しすることと、羽毛やシルクなどの動物性の材料が使われている布団は、天日干しをすると傷みやすいので30分ほど短めに干すことが大切です。

2.室内物干しを使用するメリット

  • 場所を取らない

室内物干しを使わないとなると、いすなどを並べて布団をかけることになります。

これだとわざわざ室内物干しを購入せずに済むのでそれもいいのですが、やってみると高さがないので1枚干すのに意外と場所を取ることがわかります。

布団を干せる専用の室内物干しはその保管に場所を取るイメージがありますが、実際の使用中はいすほど場所を取らずに済みそうです。

  • 一度に複数干せる

室内物干しの種類によっては、一度に複数枚干すことができます。

いすを使う場合は布団を1枚干すのにいすを2脚ほど使い、場所も広く取る必要がありますが、室内物干しを使えばそれよりも狭いスペースで複数干すことも可能のようです。

3.【求める条件別】室内物干し6選

理系主婦の好みと独断で、賃貸と持ち家それぞれの場合によさそうだと思われる室内物干しを、求める条件別にまとめてみました。(2024年4月現在)

【賃貸の場合】

  • 省スペース重視1

一人暮らしなど、布団を干すスペースや保管スペースをあまりとりたくない場合は、このタイプはいかがでしょう。

ポールを伸ばせば最大2枚干すことができ、洗濯物干しにも使えます。非常に軽く、持ち運びしやすいので、女性やご高齢の方にもよさそう。

ただ、あまりにも軽くて布団を偏って干すと倒れそうになるので注意とのこと。

省スペースで軽い室内物干し

  • 省スペース重視2

普段は床やベッドの”すのこ”として使えれば、場所を取りません!

布団を敷いたまますのこをたたむことは難しそうですが、その場で室内物干しに変身できるのは魅力的かな、と思います。

材質は桐だけでなく檜もあるようです。

すのこタイプ室内物干し

  • 一度に干したい

「洗濯物用の室内物干しは必要ない、布団のみ一度にたくさん干したい」という場合は、こちらのタイプがよさそうです。

最大5枚まで干すことができ、材質はステンレス製とのこと。

ただ、外でも使いたい場合は、口コミを見ると風で倒れやすかったり、さびやすかったりするそうなので、あまりおすすめできません。

広げると最大2.5mほどのスペースが必要です。

布団用室内物干し

  • 一度に干したい&布団以外も干したい

一度に最大6枚も干せて、ダブルバーにより枕も干せるのが魅力的の物干しです。

湿気が気にならなければ洗濯物も干せるとのこと。伸び縮みできるのでサイズを変えて必要なだけ、使えそうです。

大容量な分、干すときのスペースはもちろん必要になりますが、口コミが一番よさそうです。

大容量室内物干し

  • とにかくおしゃれなお部屋になじむ布団干しがいい

あのBRUNOから出ているおしゃれ布団干し、見つけました。

形はよくある形なのに、どこかおしゃれでスタイリッシュ。なにより色味がすてきで、アーム先端のゴールドのロゴもかわいいです。

たくさんは干せないけれど、見た目重視で気分を上げたい人によさそうです。

BRUNO布団干し

【持ち家の場合】

  • 省スペース重視にワイヤーもあり?

ワイヤータイプだと使わない時は簡単にしまっておけて、最も省スペースです。

ロープタイプだとたわみに沿って中央に寄ってしまうそうで、こちらのバンドタイプの方がよさそうです。また、タイルなどネジが不可能な壁にも取り付けでき(接着剤を使用)、最大重量20㎏とのこと。

しかし、理系主婦調べでは「壁紙ごと剥がれ落ちる」「すぐたわむ」「バンドが黄ばむ」「ハンガーをかける穴がけば立つ」などの口コミが多く、布団干しにはリスクが高いかな、と感じました。

一応、ワイヤータイプ室内物干し

【番外編】吹き抜けの手すりがある場合

賃貸でも持ち家でも、ロフトや階段上に吹き抜けがあり平らな手すりがある場合、その手すりを利用して布団を室内干しすることができます。

日当たりや風通しがよいことが条件になりますが、これから家を建てようとしているなら、そのような設計にしてもよいかもしれません。

まとめ 室内物干しを買うときに注意すべきポイント

以上のように、室内物干しはどれも一長一短で、どのポイントを重視するかで選択が変わってくるのかな、と思いました。

なので自分に合った室内物干しを十分検討して選ぶ必要がありそうです。

  • 何を重視するか(干すスペース、保管スペース、軽さ、布団以外も干したいか、材質、etc…)
  • 布団を引きずらずに干せるか(紹介したものは一般的なシングルの敷布団なら大丈夫なはずですが、口コミの中には高さが足りないという声も)
  • 耐荷重をチェック(目安:5~6kg/布団1枚)

また、ご紹介した商品は、理系主婦調べ(2024年4月現在)で楽天市場内で価格と口コミを考慮して、自分で買うなら…という独断で選んだものを掲載しています。

同じものでもAmazonなど他サイトの方が安かったりするので、ご購入の際はそのあたりもぜひご考慮ください!

最後までお読みいただきありがとうございました。何かのお役に立てればうれしいです!

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